新卒手取り16万円で東京一人暮らし:毎月残るのは2.5万
22歳で東京のIT企業に就職。手取り16万円で家賃7万の部屋に住み始めた俺のリアルな家計簿。食費、光熱費、通信費、全部乗せで計算した結果。
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2026/4/1
大学を卒業して東京のIT企業に就職した。初任給は月給22万円。手取りは約165,000円。両親に「东京で一人暮らしって大変よ」と言われていたが、16万円あればなんとかなるだろうと思っていた。ならなかった。
最初の月の支出を全部書き出して、正直げっそりした。家賃75,000円(渋谷区のワンルーム・駅徒歩8分)。光熱費12,000円。通信費8,000円。食費42,000円。日用品5,000円。交通費10,000円。サブスクリプション3,500円。交际費(飲み会等)15,000円。合計170,500円。手取りを5,000円超えている。
俺は22歳、渋谷区の6畳ワンルームに住む新入社員。実家は大阪。東京で一人暮らしを始めて半年が経った。この記事では、俺の実際の家計簿を家計計算機に入力して計算した結果を公開する。新卒で東京に出てくる人の参考になればいい。
使い方
俺の月間収支の内訳(入社6ヶ月目の実績):
収入:
手取り月給:165,000円
(額面220,000 − 社会保険38,000 − 所得税5,500 − 住民税11,500)
固定費:
家賃:75,000円(渋谷区・6畳ワンルーム・築30年・駅徒歩8分)
管理費・共益費:5,000円
電気代:5,500円(東京電力・従量電灯B)
ガス代:3,200円(東京ガス)
水道代:2,200円(2ヶ月毎4,400円の月換算)
ネット代:4,500円(NURO光・マンションタイプ)
スマホ代:3,500円(楽天モバイル・UN-LIMIT VI)
固定費合計:98,900円
変動費:
食費:42,000円(外食15,000+自炊27,000)
日用品:5,000円(洗剤、トイレットペーパー等)
交通費:10,000円(通勤はSuica定期・会社負担、私用の交通費)
衣服費:5,000円(月換算。合わない月は0円)
交際費:15,000円(同期との飲み会月2〜3回)
サブスク:3,500円(Spotify 980円+Netflix 990円+Amazon Prime 500円+iCloud 1,030円)
変動費合計:80,500円
支出合計:179,400円
収支:165,000 − 179,400 = ▲14,400円
赤字だ。毎月14,400円の赤字。6ヶ月で86,400円の赤字。入社時にもらった入社祝金30万円のうち、すでに9万円を切り崩している。このままでは1年で入社祝金が尽きる。
家計計算機で「削れるもの」を探した。家賃75,000円は渋谷区としては安い方だが、八王子や府中なら50,000円の1Kがある。でも通勤時間が1時間を超える。食費42,000円は自炊を増やせば35,000円に抑えられる。交際費15,000円は飲み会を減らせば10,000円に。
削減後のプラン:
家賃55,000円(府中市・1K・駅徒歩12分)
食費35,000円
交際費10,000円
その他は同じ
支出合計:152,400円
収支:165,000 − 152,400 = 12,600円の黒字
引っ越しすれば月12,600円貯められる。でも引っ越し費用が初期費用ゼロの物件でも約20万円。貯金がないから引っ越し費用も借りることになる。この負のループ。
プロのヒント
家賃は手取りの30%以下に抑えろ。俺の場合、手取り165,000円の30%は49,500円。75,000円は45%も占めている。明らかに高すぎた。30%ルールを守ると、家賃は5万円以下。23区だと難しいが、武蔵野市より西なら5万円の1Kがある。家計計算機で家賃別の収支シミュレーションをやってみてほしい。
自炊を習慣化しろ。俺の食費42,000円の内訳を見ると、外食15,000円が大きい。月10回のランチ(1,000円)と月3回のディナー(1,500円)。これを自炊に変えると、1食400円×30日=12,000円で3食カバーできる。外食を週1回に減らせば、食費は30,000円に抑えられる。
スマホ代は格安SIMに変えろ。俺は楽天モバイルの3,500円だが、ahamo(2,970円)やpovo(月により変動)でもいい。大手キャリアの6,000〜8,000円から変えるだけで月3,000円の節約。年間36,000円。
サブスクを見直せ。Netflix 990円、Spotify 980円、Amazon Prime 500円、iCloud 1,030円。合計3,500円。使っていない期間があるなら解約する。俺はNetflixを友達のアカウントに相乗りして990円節約した。
ボーナスは全部貯金しろ。夏・冬合わせて約60万円のボーナス。ここから所得税と住民税が引かれて手取り約48万円。これを全部貯金すれば、年間48万円貯まる。3年で144万円。これが新卒の最大の貯金チャンスだ。
よくある間違い
一つ目は「初期費用をケチらない」ことだ。俺は入社祝金30万円のうち、敷金礼金5万円+仲介手数料3万円+引っ越し費用8万円+家具家電10万円=26万円を初期費用に使った。残り4万円で生活を始めた。これが苦しかった。初期費用は50万円くらい見積もっておくべきだった。家計計算機に「引っ越し初期費用」も含めて計算しろ。
二つ目は「家賃は安いほどいい」と考えることだ。月5万円の部屋を選んで通勤に往復2時間かけるより、月7万円で通勤30分の方がいい。時間は金で買えない。往復2時間×22日=月44時間。時給1,100円換算で月48,400円分の時間。家賃差額の2万円より大きい。
三つ目は「節約=我慢」と思うことだ。俺は食費を削るために自炊を始めたが、これが意外と楽しかった。週末に1週間分の食材を買い込んで、まとめて調理する。1食あたり350〜450円。外食より安いし、健康にもいい。節約は「やりくりゲーム」だと思えば苦じゃない。
四つ目は「おひとりさまさま」で経費を計算しないことだ。実家から送ってもらう食べ物、実家に帰る時の新幹線代、親からの仕送り。俺は月に一度大阪の実家に帰る。新幹線往復27,000円×12=年間324,000円。これを家計に入れていなかった。計算に入れると実質的な支出はもっと多い。